ベラドンナとはどのような植物ですか?
ベラドンナというのは、
和名を「セイヨウハシリドコロ」という、
ナス科の有毒植物のことです。
汁に瞳孔を開く成分である「アトロピン」が含まれていて、
目に差すと瞳を大きく見せる作用があることから、
ベラドンナ(イタリア語で「美しい淑女」という意味)
という名が付いたといわれています。
ベラドンナの効用は?
ベラドンナの根には、
瞳孔を開く成分のほか、
けいれんを止める作用を持つ
薬用成分などが含まれていますが、
毒性が強いので
自己判断で使用するのは危険です。
なお、ベラドンナは
ホメオパシー※の基本処方(レメディー)の1つですが、
極端に薄めたベラドンナエキスには、
厳密な臨床試験で薬効はないと報告されています。
※「毒を持って毒を制す」との発想に基づいて、
ヒ素など毒性の強い物質などを極端に薄めて服用する
西洋の代替療法です。
ペプチドACE(エース)3000とはどのようなものですか?
ペプチドACE(エース)3000というのは、
厚生労働大臣が食品の保健機能表示を許可する
トクホ(特定保健用食品)の商品名です。
具体的には、日本サプリメントが商品化している、
高めの血圧を下げるかつお節オリゴペプチドを配合した
錠剤のことです。
同社は「ペプチド」シリーズとして錠剤だけでなく、
粉末茶、顆粒、粉末スープもトクホとして商品化しています。
なお、ペプチドACE(エース)3000の
目安量は1日10粒とされており、
次のような内容の表示許可を取得しています。
⇒ 「かつお節オリゴペプチドを配合し、血圧が高めの方に適する」
このほか、ヤマキが粉末味噌汁を商品化しています
(目安量は1日1食)。
ヘルシアとは?
ヘルシアというのは、
厚生労働大臣が食品の保健機能表示を許可する
トクホ(特定保健用食品)の商品名で、
具体的には、花王が商品化している
茶飲料のことです。
また、ヘルシアの目安量は、
1日1本(350ml)とされています。
なお、ヘルシアは、
次のような内容の表示許可を取得しています。
⇒ 「茶カテキンを豊富に含んでいるので、体脂肪が気になる方に適する」